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京都の歴史

京都の歴史


■京都の歴史
大和朝廷発祥の地であった、山科の国は、古代より歴史的な事項がたくさんあった。
そうして、平安遷都により、以降は日本の首都として、歴史を歩んでいく。
それゆえか、京都の歩みは、日本の代表的な歴史と、大きくかかわりがある。
また、平安時代には多くの神社仏閣が創建されている。
江戸に遷都した後も、今度は文化、工芸などの中心的な存在となり発展しつづけ、
現在の古き時代を感じさせるよき京都の源となったといえるだろ。
 
 
表- 京都の歴史年表

時代

出来事

主な建物の創建年

写真

古墳時代
3世紀-7世紀

向日丘陵や、木津川付近に100mを超える大きな古墳が建てられている。
朝廷のあった奈良の、北側にあたり、山背国(やましろこく)と呼ばれていた。
5〜6世紀頃、渡来人が渡来。
京都太秦を中心として、渡来人の秦氏が勢力を強め、京都の発展に寄与した。
 
<主な出来事>
567 賀茂祭(葵祭)はじまる。
 

BC90年頃 下鴨神社
300頃 宇治上神社
300頃 宇治神社
6世紀中〜後半 月読神社
589 法観寺(八坂の塔)
 


下鴨神社
 

宇治上神社

.

 
飛鳥時代
592-710
 
 
 
奈良時代
710-793
 

京都は、都(奈良)と地方を結ぶ要所として栄えたという。この時代、古墳に代わり、寺院が建てられるようになった。
奈良時代の末期には、奈良で対等した仏教勢力などから、短期間ではあったが京都への遷都が行われた。恭仁京の遷都、そして長岡京の遷都である。
 
<主な出来事>
740 恭仁京遷都(〜743)
784 長岡京遷都
 


594 寂光院
603 広隆寺
656 八坂神社
666以前 貴船神社
672 瑠璃光院
678 上賀茂神社
701以前 蚕の社
701 松尾社
701 愛宕神社
703 毘沙門堂
711 伏見稲荷神社
718 金蔵寺
770 鞍馬寺
770 三室戸寺
774 高山寺
782 三千院
784 大原野神社
785 根本中堂(延暦寺


寂光院
 

広隆寺
 

八坂神社

.

平安時代
794-1185

中国の長安を模した、平安京がつくられた。経済的に発展していき、中期には貴族が繁栄し、六波羅には平氏一門の屋敷が連なった。
山背は平安時代に、山城の字があてがわれた。
 
<主な出来事>
794 平安京遷都
819 葵祭が国家的な行事になる
869 祇園祭が始まる
901 菅原道真が大宰府に左遷
 
 
1017 藤原道長 太政大臣になる
 
1156 保元の乱
1159 平治の乱
1177 太郎焼亡 平安京内で大火災
1178 次郎焼亡 再び大火災
1180 養和の飢饉 京都の死者42,300人
1185 平氏滅亡
 

794 東寺
794 平野神社
798 清水寺
8世紀前半 苔寺
805 長楽寺
809 野宮神社
811 化野念仏寺
824 神護寺
835 勝林院
853 永観堂
856 泉通寺
860 石清水八幡宮
864 金福寺
874 醍醐寺
876 大覚寺
887 仁和寺
888 赤山禅院
900 勧修寺
911 随心院
947 北野天満宮
947 曼珠院門跡
951 醍醐寺五重塔
1001 今宮神社
1109 来迎院
1029 善峯寺
1052 平等院
1164 三十三間堂
1150 青蓮院
1175 知恩院
平安末期 祇王寺、滝口寺


東寺
 

平野神社
 

清水寺
 

苔寺
 

長楽寺
.





鎌倉時代
1185-1333


建武の新政
1333-1336

鎌倉幕府に政治が移り、京都は経済都市として性格を強めた。承久の乱後には、京都の公家を監視するために、六波羅探題を設置する。そうして、鎌倉幕府が滅びると、再び朝廷内での動きが激しくなる。
 
<主な出来事>
1227承久の乱
 
 
  

1202 建仁寺
1229 実相院
1255 東福寺
1260 正伝寺

1291 南禅寺
1321 大谷本願寺
   (西本願寺
1325 大徳寺
1337 妙心寺


建仁寺
 

実相院
.

室町時代
1336-1573

室町幕府が置かれ、京都は政治都市として復活。京内には武家屋敷が立ち並んだ。
応仁の乱で京内は、たびたび戦乱に巻き込まれ、北川の大半が焼失した。
 
<主な出来事>
1336 南北朝時代(-1392)
1338 足利尊氏が京都に室町幕府を開く。
1467 応仁の乱
1573 室町幕府滅亡
 

1339 天龍寺
1341 等持院
1346 源光庵
1362 常照皇寺
1368 地蔵院
1385 相国寺
1382 妙満寺
1397 金閣寺
1450 龍安寺
1482 銀閣寺
 


天龍寺
 

.等持院

安土・
桃山時代
1573-1603

応仁の乱で、京都は乱れたが、信長と秀吉の保護と町衆の力により町は復興していった。特に秀吉の都市改造は大規模であった。
五山の送り火は、このころ始まった。
 
<主な出来事>
1582 本能寺の変
1594 秀吉が伏見城に入り政治を行った。
 (-1598)

1586 聚楽第(-1594)
1598 知積院
1599 豊国神社


知積院

.

江戸時代
1603-1868

幕府が江戸に置かれたが、京都は国都であることに変わりなく、二条城を築き、京都所司代、京都町奉行を設置して、京都を幕府直轄とした。京都は文化・工芸の中心として栄えた。
幕末は、再び歴史の中心となり、新撰組や見廻組が倒幕派が登場する。
 
<主な出来事>
1864 池田屋事件
1867 徳川慶喜が二条城で大政奉還

1601 圓光寺
1603 元離宮二条城
1616 常照寺
1641 詩仙堂
1646 直指庵
1656 光悦寺
1662 蓮花寺
1661 萬福寺
1723 鈴虫寺


 圓光寺
 
 常照寺
 
.

明治時代
1868-1912

東京へ遷都が行われた。京は、京都府となった。天皇だけでなく公家の多くや、商人たちも東京へ移住し、人口が激減した。しかし、文明開化に伴い、西洋館建ての建物がたっていき、教育も発展していく。
 
<主な出来事>
1868 鳥羽・伏見の戦い
1868 京都府誕生
1869 東京遷都
1887 鉄道開通、初代京都駅
 
 

1887 京都博物館
1895 平安神宮
1896 無鄰菴


平安宮
.

大正時代
1912-1926

都市基盤整備が計画され、三大事業が行われた。第二琵琶湖疎水の開削、上下水道の整備、道路の各地区と、市電の整備と、町は便利になっていく。 
 

 

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昭和時代
1926-1989

暗い戦争時代、京都は原爆の候補地にもなったが、投下されなかった。しかし、空襲により被害は受けた。
しかし、戦後は、京都は古い文化を残しながら、他の都市と同様発展していく。
 
<主な出来事>
1978 市電全廃
1981 地下鉄開通
 

 

1964 京都タワー


京都タワー.

平成時代
1989-現在

1994 古都京都の文化財17箇所が世界遺産登録
 

1997 二代目京都駅ビル
2014 将軍塚清龍殿

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※参考文献:Wikipedia、京都市情報館、および各寺院のホームページ  
※太字は世界遺産



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